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2018年 10月 23日 ( 1 )

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           宋慶齡(Wikiより借用)


 孫逸仙夫人は、国民党に対する歴史的宣言のなかで、中国人民に深い感銘をあたえた。


 「わたしたちは、人民をあざむいてはなりません。わたしたちは、人民のあいだに、偉大な希望をそだてあげてきました。人民は、わたしたちに深い信頼をささげてきました。この信頼にたいして、わたしたちは、最後まで、忠誠をつくす義務があります」


 しかし、そのときすでに、国民党は人民を裏切っていた。内陸のあらゆる主要都市はもとより、無数の街や村の路上は、労働者や農民やインテリの血の洪水と化していた。反動どもは、「あれは共産主義だ」という野蛮な叫びをあげながら、胸の奥に偉大な希望のともしびを燃やしている貧しい人びとを、かたっぱしから殺していた。事実、そのとおり、中国共産党こそ、これらの貧しい人びとをふるいたたせ、組織し、指導していた。共産党が貧しい人びとの党だったからだ。


 いたるところで希望が失われてゆくのを見たとき、いまや、この党は、敵と闘うか、それとも降伏するか、いずれかを選ばなければならなかった。ずっとむかし、19世紀の半ば、偉大な「太平」の指導者、石達開も、ちょうど同じような窮地にたたされたことがあったが、そのとき彼は、こう叫んだ――


 「戦っても死ぬ。戦わなくとも死ぬ。それならいっそ、戦おうではないか」


 歴史は決して、ぴったりそのとおりにくり返すものではない、ということを、共産主義者はよく心得ている。だから彼らは、断固として戦い、――かつ、生きのびようと決意した。



by far-east2040 | 2018-10-23 09:00 | 第6巻「土地革命の開始」改編