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統一と自由と民主主義のために 『偉大なる道』第12巻⑤ー1

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 1月に、朱将軍は外国人記者ジョン・ロデリックと会談したが、彼は朱将軍のことを「注意深い聴き手」で、「旧世界的な作法」をもった人であり、すすめられる煙草をとるまえなどには両手を胸のあたりでにぎりあわせて、軽く頭をさげると書いた。ロデリックの話によると、朱将軍はそのころはもう兵隊とバスケット・ボールをすることはなく、長い散歩をとり、ときどき馬に乗って猟に出かけた。延安――この町は戦争中に日本の爆弾で破壊されていた――から5マイルはなれた酷寒の洞窟にすわっている朱徳の姿は、「無給のみすぼらしい身なりの革命家だが、階級はアメリカの5つ星の将軍に匹敵するのだ」


 「この天下のおたずねものはほとんど護衛なしに、しかも決して武装せずに、延安を歩きまわる。彼の兵隊たちは、彼を偶像視している――中国の軍隊では稀有なことだ。重慶の統一交渉が進行中で、重要な党の決定や配下130万の部下の指揮などで多忙なこのごろは、毎日朝から晩まで予定表にしたがって動いている。6時に起きて朝食をすますと、すぐ前線からの電報の山にとびつく。軽い昼食をとって、午後もずっと仕事を続け、他の指導者たちと会議をしたり、時には彼らに会うため5マイル歩いて町に出る。朝食前と夕食後には、本や新聞をむさぼるように読み、外国のニュース放送や新聞の翻訳を通じて、国際情報におくれないようにする……


 「生涯を統一と自由と民主主義のための戦いですごしてきたので、それが成就しさえすれば、自分はいつでも即座に武器をすててもかまわない、と彼はいう。1946年にはそれが実現するといいのだが』とつけ加える」



by far-east2040 | 2019-10-10 09:00 | 第12巻「偉大なる道」改編