南昌蜂起の諸勢力 『偉大なる道』第6巻①ー4

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            黄琪翔(Wikiより借用)



「南昌の事情については、私がいちばんよく知っていたので、敵と味方を問わず、蜂起に関連してくるすべての諸勢力についての情報を、前線委員会へ報告するという仕事をあたえられた。
調査する時間はほんの少ししかなかったが、私はすぐ、あらゆる情勢に通じることができた。
われわれの敵にまわると予想されるものは、まず、南昌の隣接地帯に駐屯していて、国民党第六軍に属する多くの連隊と、南昌市内やその周辺に駐屯する雲南軍――第五路軍――の多くの連隊である。
さらに、南昌へ2日以内で行軍できる距離まで移動してきた雲南軍の1、2師団とも、戦わなければならなくなるだろう。

反革命の嵐がひろがるにつれて、これらの部隊はすべて、南昌を占領し、大衆運動を粉砕しようと準備をすすめていた。


「味方の陣営には、労働組合、農民組合、学生同盟など、南昌のすべての人民組織と、農民運動講習所があった。

この講習所の所長である方志敏も、党の秘密会議に出席していた。


「『鉄軍』に属する部隊の大部分は、たよることができるが、総司令官張発奎とか、第四軍司令官黄琪翔とかは、いずれも汪精衞の追随者であって、信頼することはできなかった。

彼らは、この『鉄軍』を、蒋介石との権力争いでかけ引きの材料に使おうとしていたのだ。
第四軍の大部分の部隊は、
張発軍が彼の司令部を置いていた揚子江岸の九江に駐屯していた。


南昌にある『鉄軍』の支隊司令部は、第十一軍司令官、葉挺将軍の指揮下にあった。

第十一軍と第二十軍の全軍は、南昌市内とその周辺にいて、九江―南昌鉄道の沿線には、蜂起に参加する準備をしていた第四軍の一個連隊があった。



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by far-east2040 | 2018-10-20 09:00 | 第6巻「土地革命の開始」改編